代表メッセージ

日本、そしてこの国で育つ子どもたちを愛する外国人スタッフと、私とで始動したWagoland(ワゴランド)・プロジェクトは、幼児に英語の英才教育を施すような活動ではありません。あくまで、日本人としての成長を根幹としながら、ふだんの園生活のなかで自然に日本語・英語の垣根を取り払う、そしてそれが青年期の学習へ、さらには世界をも舞台に活躍できる社会人として羽ばたいてもらえることを目標としたプロジェクトです。幼児期から、学ぶことの楽しさ、解けたときの感動、伝わったときの喜びを大人がきちんと導いてあげることができていれば、進む道が多岐に渡り希望の持てる人生になるはずです。わが国の未来を担う子どもたちの可能性を英語イマージョン・プログラムによる「八育」で引き出していく、そんな新しい教育・保育の環境がもっと身近になっていく社会が実現するよう活動しています。

 

 

プロフィール

中井恵子(なかい・けいこ)
武庫川女子大学教育学科卒業後、大阪市立大桐中学校、旭東中学校において保健体育の教諭として勤務。退職後、大阪府茨木市で知育あそびの子育てサークルを立ち上げるほか、滋賀県マキノ町でキャンプ施設を設立し、アウトドア教室を主宰。1994年からは茨木市および箕面市に英会話教室・幼児教室を開設、運営にあたる。2001年、株式会社エル・シー・エー(神奈川県相模原市)入社。2003年、LCAインターナショナルプリスクールの副園長就任。2007年、国際教育特区で認可され、全国で初めての株式会社立の小学校(英語イマージョン教育校)を立ち上げ副校長に就任する。2011年に独立を決意し、幼保一体+英語イマージョン教育を特長とした「Wagoland(ワゴランド)・プロジェクト」を立ち上げ、運営法人である株式会社プロ・マインズを設立、代表に就任。

 

 

推薦者メッセージ

“wagoland” に寄せて

私が大学1年生の時(今から半世紀前)は、未だ日本は開発途上国でした。その時に思ったことは、「私が生きている間に、日本は必ず先進国の仲間入をし欧米先進国と対峙する日が来る」「その時に、自分の言葉で、自分の意見をきちんと述べられない、そんな哀れな日本人では、絶対にありたくない」ということでした。
そして、大学のESS(English Speaking Society)といサークルに入部し、先輩、友人たちに囲まれて英語力、英会話力を身につけ、日本人、外国人を問わず、堂々と英語で話ができる、交渉することができるようになりました。そのおかげで、社会人になって、「アジア40、アフリカ50、ラテン・アメリカ33カ国を対象にした国際協力」「New Yorkに赴任しての国連外交活動(国連公使)」「英国を始めとした世界50市場を相手にした The BodyShop,Japan の創業社長」として、思う存分楽しく、堂々と、日本のため、アジアのため、世界のために仕事、活動をすることが出来たと思っています。
「自分はこんな人間になりたい」「堂々と英語を話して世界の人々とお友だちになりたい」と望む子どもたちに対して、英語を教えるのではなく、それを渇望する子供たちに手をさしのべ、お応えする・・・それが“wagoland”!
“wagoland”  それは、20年後、30年後の日本のリーダー達に対する“未来の力の一ページ”ではないでしょうか。心から、ご期待いたしております。

認定NPO法人JKSK 理事長 木全ミツ

プロフィール

木全ミツ(きまた・みつ)
東京大学医学部(公衆衛生)卒、労働省入省、労働大臣官房国際労働課課長補佐、労働大臣官房国際労働課国際渉外官 、職業能力開発局海外協力課長、労働大臣官房審議官 、外務省 国際連合日本政府代表部公使(NewYork)、ジャスコ株式会社顧問、株式会社イオンフォレスト(The Body Shop, Japan)代表取締役社長、退任後、財団法人日本音楽財団評議員、米国NPO法人GOLDアドバイザー、ニューヨーク日系人会女性実業家の会名誉会長、公益社団法人日本・フィランソロピー協会理事NPO法人女子教育奨励会理事長に至る様々な分野でご活躍されておられます。
主な著書:「冷たい社会・暖かい社会」(サイマル出版)「自分が好きになるチャンスづくり」(たちばな出版)1995年 イオングループ優秀経営者賞受賞、1997年 ハーバードビジネススクールクラブジャパン「1997年度 ビジネスステイツウーマン・オブ・ザ・イヤー」受賞

 

 

開校おめでとうございます。

私と中井先生との出会いは、中井先生の前任校であるLCA小学校の副校長をされていた時です。
先生の熱心な話しぶりに共感し、しかも日本では数少ない株式会社立であり、英語での教育環境を作り上げたと伺い、2度もビックリの出会いでした。
この度、それらの経験を活かし新しく園長先生として株式会社立wagolandインターナショナルスクール開設を選択したことへ、エールを送りたいと思います。
これからの日本を支えていく子どもたちの人生のスタート地点としての魅力は計り知れないものがあります。
近い将来、新しいスタイルの小学校開校へ間違いなく邁進していくことを信じております。

渋谷教育学園渋谷中学・高等学校 入試対策部長 佐藤 康

プロフィール

佐藤康(さとう・やすし)
1956年宮城県仙台市生まれ。仙台高校卒業後、順天堂大学体育学部へ入学。柔道部主将、柔道5段。
1979年江戸川学園取手高校奉職。その後、寿司屋、ホテルオークラ勤務を経験し、1993年渋谷女子高校奉職。今考えられる最高の中高一貫校の完成を目指して学校改革に取り組み、1996年渋谷教育学園渋谷中高がスタート。
現在入試対策部部長・柔道部総監督。公言通り、開校11年目には東大23名、早慶163名、柔道日本一の選手を10年間で5名輩出させた。
北京オリンピック女子柔道銅メダリストで、世界選手権優勝の中村美里選手も教え子。